深耕寺について

< 概要 >

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・ 宗派 : 曹洞宗 ( 禅宗 )
・ 本山 : 永平寺 ( 福井県 ) 總持寺 ( 神奈川県 )
・ 宗祖 : 道元禅師 ( 永平寺 ) 瑩山禅師 ( 總持寺 )
・ 本寺 : 永祥寺 ( 井原市 )
・ 開創 : 1006 ( 寛弘3 ) 年
・ 本尊 : 聖観世音
・ 開山 : 英巖章傑
・ 開基 : 花山法皇

 

 

< 歴史・沿革 >

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深耕寺は寛弘三年(1006)の創建。開基は「花山法皇」と語り継がれています。 寺伝によれば、「花山法皇西国巡幸のみぎり当寺を建立。山号を瑞源山・寺号を深耕寺と命名。寺を囲む田畑六町歩、山林六十余町歩を永代供養料として寄進。随行の供七人に爾後の護持を託して帰京された」とあります。 瑞源山・深耕寺 誌花山法皇の発願により設けられたと伝えられる「備中西国三十三ヶ所観音霊場」の第一番(発願)札所にあたり、当時は行き交う巡礼で大変賑わったものと伝えられています。 その後、中世までは、多くの寺院が兵乱、火・災害により栄枯盛衰の歴史を繰り広げてきたと同様に、当深耕寺も兵乱のため二回も火災に遭い、堂宇全焼という不幸に見舞われました。 中世のある時、深耕寺を訪ねられた永祥寺(現井原市)三世・英巌章傑師が、由緒ある当寺の荒廃を惜しまれ、曹洞宗の寺院として再興開山されました。 以来、幾多の変遷を経て現在に至っており、最近では平成18年に深耕寺創建1千年祭記念法要を営みました。

出典:瑞源山・深耕寺誌 (平成18年5月27日発行 )