日帰り研修

異業種交流会 10月定例研修会

 

岡山県青年司法書士協議会の副会長さんと顔見知りになり、青年会同志異業種交流をしないかと提案をいただきました。お互いに検討した結果、深耕寺の僧堂にて坐禅研修をすることになりました。

司法書士協議会からの参加者14名の方々は、応量器作法など慣れない行持にも真剣に修行されていました。

参加者の中からこの度の幹事さんから、ご感想をいただきましたので掲載いたします。

 

坐禅研修の感想

岡山県司法書士協議会

 

 去る10月5日高梁市にある深耕寺にて、岡山県曹洞宗青年会の協力を得て、坐禅研修を行いました。

残念ながら天候が悪く、少し肌寒かったですが、当会からは14名、先方からは6名の方に参加して頂きました。

まずは、基本的な姿勢や、坐禅の意味・作法をご教授頂き、皆でお経を唱え、心を落ち着かせてからの参禅となりました。

 坐禅は、おそらく30分くらいだったと思いますが、その中で何もせずにただただ自己と向き合うということは、長いようで短く、日常から離れた空間・時間は本当に貴重な体験でした。中には、警策を頂いた方もおり、皆さん心が洗われる有意義な時を過ごせたのではないかと思います。

坐禅後には、精進料理を頂きました。食事にも細かな作法があり、少し覚えるのに苦労しましたが、その分気づかされることも多かったです。仕事をしていると、仕事の合間を縫って食事をするということが多く、ただ空腹を満たす為の行為となっていました。口では「頂きます」と言うけれども、本当に心から食事を頂くことに対し、感謝をして口に出している方はきっと少ないでしょう。しかしながら、今回の研修で、一つ一つの作法には全て意味があり、頂くことに対し感謝や敬意が込められていることを学ぶと、自然と食材に感謝をし、素材自体の味をより深く感じることができ、大変美味しく「頂く」ことができました。

 最後に、仏教を説く講義を交えながらの茶話会がありました。僧侶の方が普段どのような生活をしているのか等、なかなか聞く機会のないお話もしてくださり、

互いに親睦を深められたのではないかと思います。

今回の研修は、高梁市で夕方からの開始ということもあり、参加人数が少なかったのが残念ですが、新たな気づきを得られ、大変有意義な時間を過ごせました。

 

参禅研修(坐禅指導、応量器飯台、講義)や法要等のお手伝いをさせていただきます。お受け出来ない場合もございますが、お気軽にお申し付け下さい。